ちまぎょろ獣医日記~しつけ部屋~

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感情を読み取ろう

くれるですか?

突然ですが、クイズです

この顔のべにはどんな気持ちでしょうか?


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さてわかりましたか?


正解は


「おさんぽ君食べる?」と聞かれて


「ぜひお願いします」といっている顔です。


ふつう
ちなみにこっちがノーマル(でもちょっと期待している顔)。

耳の位置に注目しましょう。
べにはうれしくなったり、興味を持ったりすると耳が広がるんです。

「え?マジ?」みたいな感じで。

ぺろり

逆に困っているときは、耳がぺしゃんこになって収納されます。

舌をペロペロ出しているのも、ストレスサイン。

「んーどうしようかな」と迷っているときなど、よく舌をぺろぺろ出します。

これは

写真ばかり撮られて、いつまでたってももらえなくて困っているところ。
おすわり→ふせ?→ごろんですか?→おすわりですか?→スピンですか?
と何も言っていないのに勝手にフルコースで披露していましたが
「何も言ってないから」とあげずにいたら、「さっぱりわかりません」とこの顔。


その後「ちょうだいよ!」と自己主張で吠えて、
「あ~?今の何?」と怒られて

ウソです

「今のウソです。すいません」と服従の笑みといわれる目を細めるしぐさ(参照:笑顔?)。
最も困ると首が後ろにそっちゃいますし、勝手にお腹を見せてきたりもします。

その子によって、感情の表現はいろいろですが
耳の位置や表情など、自分のわんちゃんが今どんな気持ちなのか
怖がっているのか、興味を持っているのか、困っているのか、感情を読み取れるようになりましょうね。

リラックスしているとき、緊張しているとき、何かに気づいたとき、怖がっているとき
耳の位置、目の細さ、口元、体の重心はどうなっているでしょう?
よくよく見てみると、特徴がつかめてきますよ。

一般的な犬のボディーランゲージはまた次回。

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参照:犬のことば

お名前好きですか?

みなさんのわんちゃんは名前を呼ばれたときにちゃんと反応するでしょうか?
呼ばれても分からない様子だったりしませんか?
聞いていない振りをされたりしていませんか?

聞く耳を持っていない子に向かって何回も「オスワリ!!」を連呼しても意味が無いんです。
ちゃんと人の言葉に耳を傾けている状態の子でないといろんなことは教えにくくなります。
飼い主さんに集中している子は物事を教えやすいんですよ。


アイコンタクトの教え方はこちらから。
  教えておこうアイコンタクト
一番最初にやってほしいことは、これです。


寝てますが

寝ているべに。

「ろん!」(ウチでの通称)

と声をかけると

はいなんですか?

「はいなんですか?」としゅばっと起き上がってこちらを向きます。
寝起きなので、この写真はちょっと不機嫌そうですが・・・。


この「アイコンタクト」もなかなか誘導→名前→褒めるのタイミングが難しくて、実際にやってもらうとほとんどの人がへんてこなタイミングになってしまいます。
やっているほうがタイミングをわかっていないと、教わるわんちゃんはなおさら「なんじゃらほい」
「なにやってるんすか?」とキョトン顔になっちゃってる子もいるんです。
特に動きが激しい子はタイミングを見計らって褒めてあげないと、なかなかマスターできません。

しつこいようですが、タイミングに関しては実際に習うのが一番なんですよ~。

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社会化期

犬の成長はいくつかの段階に分けられていて、
生後3週から12週前後を社会化期といいます(詳しくはこちら)。

物事に対する好奇心が警戒心を上回る時期なので、いろんな物事に慣らしやすいんです。

うちの犬猫がまあまあそこそこ仲良くやっているのも社会期に一緒に過ごさせたからですし
この社会化期のうちに生涯経験しそうなことを、「楽しい」経験として経験させておくと
物怖じしない、扱いやすい子になるといっても過言ではありません。

親から受け継いだ気質や育てられた環境も大きくその子の性格を左右しますが
社会化期のすごし方も犬の性格には大きな影響を与えます。

社会化不足はビビリを育て、ビビりは物音に反応してよく吠えたり
人や他の犬が苦手だからと吠えたり噛んだりと攻撃的になったりしますし
小さいうちからブラッシングや体に触られることに慣れておかないと診察や治療もしにくくなります。

すごーく怖がりな子でも、社会化期に遊んだことのある子だけは平気、という子も結構いますし
この時期に出会った子は仲間だと本能的に感じるのかもしれません。

物事に慣れやすい社会化期のわんちゃんと暮らしている皆さんは、今がチャンスだということを忘れずにしっかり努力してくださいね。

怖がっているのに無理やりいろんな犬に合わせたりするのは逆にトラウマを作るもと。
犬の様子を見ながら、上手に社会化させる必要があるんです。

正しい社会化は、最高の問題行動の予防薬になります。
ワクチン接種を必ずするように、社会化(しつけ教室への参加)も必ずするようになるといいんですけど・・・。
そうなったらきっと世の中の無駄吠え犬と噛む犬は激減すると思いますよ。

参照
 ちまぎょろ獣医日記 社会化期(1)
              ワクチンと社会化

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しつけの重要ポイント(3)

しつけの重要ポイントその3

これが一番大切かもしれません。

それはタイミング

号令のタイミング、ほめるタイミング、叱るタイミング・・・

わんちゃんは何か出来事があった直後に起こったこととその出来事を結び付けます。

私たちもそうですが
 レストランにいって美味しい料理が出てきたらまたいこうと思いますし

 横柄な対応をする店員さんがいるお店には二度と行こうとは思わないですよね。


いいことがあればそれを繰り返し、嫌なことがあればそれを避けようとするのが犬という生き物です。

 
 吠えたら「うるさいよ!」と反応してもらったので、反応して欲しくて吠える

 オスワリしたらおやつがもらえたので、おやつがほしいからまたオスワリしよう

 呼ばれて飼い主さんのそばに行ったら怒られたから、もう呼ばれてもいくのはやめよう

人よりちょっと単純ですが、根本的にはそう変わりません。
ただし、犬の反応はとても短時間のもの。長い時間軸で物事を判断する能力はそれほど高くないといわれています。

ですから、号令も叱るのもほめるのもその場その場でタイミングよくしないと
犬には伝わらないんです。

オスワリしているからおやつをあげようかしら・・・とゴソゴソしているうちに
オスワリをやめて喜んで飛びついた瞬間におやつをあげれば
「飛びつき」をほめていることになります。

こういう小さいタイミングのずれで、わんちゃんにこちらの意図がまったく伝わらないことが多いんです。
「うちの犬はバカで・・・」という方が多いんですが、大抵は飼い主さんのタイミングのミス。
私がやって見せると完璧にできて、「魔法みたい」といわれることも多いんですよ。

ただ、タイミングってどうがんばっても文章で伝えるのって難しいですよね。
「褒めるのは3秒以内にしましょう。それ以降では意味がありません」
てなことはよく書いてありますが、それを読んですぐその通りに実践できれば
誰も苦労しないってもんです。

タイミングを習うのは、できる人にちゃんと教えてもらうのが一番。
スキーや水泳をネットで読んだ文章だけで実践してもなかなかうまくいきませんよね。
ビデオや実際に人がやっているところを見ても、自分でその通りにやっているつもりでも
実は全然できていないことはよくあること。
人に教わって、できてないところを指摘してもらって初めてうまくなっていくものだと思います。

ここまでは導入部。
次回からは、実践的なお話にしたいと思っています。

参照 ちまぎょろ獣医日記 失敗するコツ

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しつけの重要ポイント(2)

褒めているつもりでも犬がうれしくなければ褒めていることにならない
の続きになりますが

ちゃんといいことができたときのごほうびを何にするのか
ということもとても大切なポイントになります。

麻薬探査犬などお仕事をしている子たちは、なでてもらったり
大好きなおもちゃで遊んでもらうことが一番のごほうびになっているようですね。
あの子達は、普段はケージの中にいて、外に出るのはお仕事のときのみ、
お仕事がゲームの一環になっている、というような生活をしています。
ですから、短い時間でもハンドラーとのコミュニケーションが楽しくてしょうがないんでしょうね。
普段なでられていない子は、なでられることや、声をかけてもらうこと、おもちゃを借りることが
本当にうれしいすばらしいごほうびになります。
人で言うと軍人さんや全寮制の学生たちのような生活でしょうか?
一般人(家庭犬)とは全然違う生活ですよね。

わたしが対象にしている子は家庭犬ばかりなので
普段からなでられまくって、声をかけられまくっているので
どちらも大喜びするようなごほうびにはなりにくいです。
そんなわけで、手っ取り早いごほうびは「おやつ」になります。

わんちゃんのサイズにもよりますが、子犬なら小指の爪の先くらいの大きさまで小さくちぎった
おさんぽ君やマイルドチップ、ドライレバーなどを使います。

「おやつ」をつかってトレーニングをすることで、「これがいいことなんだよ」と手っ取り早く教えることができますし、いい行動を普段の生活に取り入れることも楽にできるようになります。
あくまでこの「おやつ」はこれがいいことなんだよ!と教えるきっかけであり、ずーっと使い続けなければいけないものではありません。


おやつだけでなく、大好きなおもちゃがあればそれをごほうびに使えばいいですし
どれが一番のごほうびになるのかは、わんちゃんとお付き合いしている飼い主さんでないと分かりません。
しっかり観察して、どれが大好きなのかを見極めてあげてくださいね。

そして、わんちゃんが大好きなものは、ごほうびになるように出し惜しみして
あげっぱなしにしておかないことが大切ですね。

どんな美味しいごちそうでも、すてきなものでも常にそこにあり続ければ価値はなくなってしまいます。
上手にごほうびの価値をあげておく必要があります。

また、簡単なことを教えるのにも常に最高のごほうびを使っていると、価値がなくなっていくので
ごほうび大好きランキングを作って、難易度ごとにごほうびのランクを変えるとより効果的になります。
おうちの中ではドライフードで練習していても、外の刺激のある環境ならドライレバー、
などというふうに差をつけるようにして、やる気をださせるとすごく効果的なんです。

「おうちだとできるけど、外だとできないんです」という方、ごほうびの使い分けをしてみてはいかがでしょうか?
外の刺激に勝てるほどのいいごほうびがあれば、やる気もぐんとあがりますよ。
もちろん、刺激が強い分だけ、おうちのなかでやるより簡単にしてあげないといけませんけどね。

<参照>
ちまぎょろ獣医日記 ごほうび

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いつも↑ポチッとありがとうございます!気づいたら7位。すごいですね。本当にありがとうございます。

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