ちまぎょろ獣医日記~しつけ部屋~

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ストレスを感じたとき

こわいですよ

ストレスを感じたとき、体はどうなるのでしょうか?


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まあつまりは危機に直面して、逃げ出すもしくは戦うための体勢を整える状態になります。

「火事場の馬鹿力」とかそういうものだと思っていただければと思います。


例えば
何か恐怖、不安を起こすような刺激にあったとき

恐怖や警戒心がおこり、大脳に伝わります

刺激により自律神経(交感神経)が働いて 副腎から神経伝達物質とホルモンが放出されます

血圧と心拍数は上昇して、気管支は拡張します。これにより、血液循環がよくなり、酸素濃度が上昇します

また、戦ったり逃げるために必要な部位にエネルギーが行きやすくなるように
 筋肉への血液量は増加しますが、代わりに皮膚や消化器官への血液量は減らされます
目がよく見えるように、瞳孔は開きます。怒っている猫を見ると、目がまん丸になってますよね。

肝臓ではエネルギー源となる物質の分解が起こって血糖値は上昇し、脂肪組織では脂肪が分解されてエネルギーが作り出されます
このエネルギーも骨格筋に集中していきわたるようになっており、皮膚や消化器にはあまりいきわたらなくなります。

緊急時ではおなかがすいたり、トイレに行っている場合ではないので消化機能やおしっこを出す機能は抑えられます。


普通、刺激がなくなれば落ち着きを取り戻し、交感神経とは逆の働きをする副交感神経(リラックスしているときに働く神経)の働きにより体はきちんともとの状態にもどります。

交感神経と副交感神経は互いに逆の働きをしながら補い合って、いろんな事態に備えているんですね。
どっちかが出過ぎれば、出すぎだから別のほうが働く、といったようにうまく調節されているんです。

でも常にストレス状態にあると、常に体が戦っているような臨戦状態。
ストレスホルモンが長時間出続けていると、分泌を抑制する調節機能が効きにくくなってしまいます。

結果、消化機能がうまく働かなかったり、皮膚に異常が起きたり、膀胱炎になりやすくなったりしてしまいます。


ナイーブな子はストレスを受けるとおなかを壊すか、皮膚病になるか、膀胱炎になるかのどれかになることが多いですね。

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この自律神経の「交感神経・副交感神経」の話は高校の生物でやりますね。テストによく出ます。
交感神経をケンカの神経だと覚えてしまえば簡単ですよ。
と、たまにはちょっとお勉強になるエントリーでした。
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コメント


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えー?!
そんなに凄いことが起こってるんですねー
(高校の生物を選択しなかった私)

適度なストレスは、「気合」につながるってことでしょうか?逆に、一部の症状にアロマテラピーが効いたりするのは、交感神経を鎮めるからなんでしょうか?

面白い世界ですね。

ジュリーママ | URL | 2008年09月02日(Tue)22:08 [EDIT]


ジュリーママさん

すごいストレスに遭遇したとき、体はこんな風に反応するんだそうです。
確かに手術のときなど緊張状態にあるときはおなかもすかなければトイレに行きたくなることもないですしね。

交感神経から副交感神経優位になるのに嗅覚がある程度関与しているかもしれませんね。
あとは匂いの記憶によってリラックスが促されることもあると思います。

昔嗅覚を専門に勉強していたんですが(でもなぜかよりによって魚類)表現しにくい世界で面白いですね。

ちまぎょろ | URL | 2008年09月04日(Thu)12:08 [EDIT]


匂いの記憶でリラックスって、なんとなくわかります。
私の場合、もっぱら食べ物の匂いですが(^^;
魚類の嗅覚を勉強されてたんですね...それは「こませ」の撒き方に役立ちそう♪
久々に釣りに行きたくなりました。

ジュリーママ | URL | 2008年09月04日(Thu)20:36 [EDIT]


 

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