ちまぎょろ獣医日記~しつけ部屋~

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

しつけは誰がするものですか?

からまった


大型犬を施設に預けて「訓練」してもらう方もいらっしゃるようですが

「訓練士さんの言うことは聞くんだけれど・・・」というパターンが非常に多いと思います。


にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
↑ポチッとしてから続きをどうぞ


何度も書いていますが、トレーニングはタイミングと普段からの関係が命。

「この人の言うことを聞くのが当たり前」と思われていないと

「オスワリ」や「ハウス」という言葉は理解していても、わざと無視したり、聞こえないフリをしてくれたりします。

しつけ教室は「飼い主のためのしつけ方教室」でないと意味がないことがほとんどです。

プロに任せておけば、何でもできるいい子ができあがると思ったら大間違い。


犬に善悪の基準はありませんので、「ひっぱり」が「いけないこと」という意識もありません。
この人と一緒のときはひっぱると前に進めない→ひっぱらないようにして歩こう
という風に考えることはあっても、
「引っ張ることは悪いことだからしないようにしよう」とはほとんどの場合思いません。


犬もちゃんと人を見ています


この人なら引っ張って歩いても付いてくるから大丈夫

この人なら飛び掛っても喜んでくれる

この人は吠えればかまってくれる


と人や状況を見た上でいろんなことを判断するんです。


訓練士さんにあずけて、コマンドの意味を教えてもらうと確かに楽です。
でも飼い主さんがきちんとコマンドを出すタイミングや褒めるタイミング、普段からの接し方をきちんとしなければ、
「コマンドの意味は知ってるけど、やらない」子になってしまうことも多いんです。

せっかくお金をかけて訓練所に預けたのなら、アフターフォローをしっかり受けて
お散歩の仕方、おうちでの暮らし方などもしっかり教わってくださいね。

個人的には、家庭犬であれば預けてまでする訓練を受けるよりなら(数十万円かかりますし)
パピーパーティー、初級のしつけクラスをうけていただき

大型犬なら小さいうちから飛びつかない練習をして、ジェントルリーダーかイージーウォークハーネスで引っ張らない散歩をする

で十分な気もするんですけどね・・・。

もちろん競技会に出るなどの具体的目標がある方はどんどん訓練士さんなどプロの方について
しっかり勉強していただければと思います。
競技会は細かいルールがたくさんありますので、そのなかでやっていくにはいろいろなテクニックが必要になります。

でも家庭犬なら、オスワリの位置がちょっとずれていても、脚側歩行の位置がかっこ悪くても困ることはないと思うんです。
それよりなら、ピンポン吠えをしないとか、ちゃんとトイレができるとか、人に飛びついたりしないできちんと挨拶ができることや呼んだらちゃんと来ることのほうが大切なんじゃないかと思います。

訓練所に預けられれば、犬だらけの中で生活し、多くの場合家庭の中ですごすのとは異なる環境におかれることになります。
家庭犬なら、まずはおうちのなかでのルールをきちんと教えることの方が大切ではないかなと思います。

いまだに「コマンドをしっかり教え込む」のを「しつけ」だと考えている人もいるようで
「小さいうちは教えなくていい」「しつけは生後6ヶ月から」などと書いてあるしつけ本もあったりするのですが
「人の社会の中で家庭犬として生きていくためのルールを教えること」=「しつけ」だとすれば
生後6週だろうが8週だろうが、おうちにきたその日から、飼い主さん本人がはじめないといけません。

日常を一緒に暮らす人とのルールを教えるのが「しつけ」ですから
訓練士さんの前でだけ優等生で、普段は全然言うことを聞かないというでは困りますからね。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
いつも↑ポチッとありがとうございます!
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。