ちまぎょろ獣医日記~しつけ部屋~

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ほら、怖くない

題名だけで場面が浮かんだ人はかなりのジブリマニア。
ということで週末は多分何十回目かの風の谷のナウシカをみました。

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題名のセリフは気が立って怒り狂ってシャーシャー言っているキツネリスに手を差し出したナウシカが、案の定噛まれて発した一言。
テトの目を見つめて「怖くない」「怯えていただけなんだよね」
というと、殺気だってピンと立っていたテトの耳はショボンと下がって、自分のつけた傷口をペロペロなめる
というシーンです。

私も仕事柄殺気だった動物は何頭も相手をしていますが、この対応をしたらそりゃ噛まれるだろうよと思います(別に作品に文句つけてるわけじゃないんですが、これで動物の興奮を抑えられると思っている人が多いのでつい)。
ナウシカは王蟲の大群の怒りすらも鎮める特殊能力をもっているので、キツネリスなんてイチコロなんでしょうが、特殊な力を持たない一般人は威嚇している動物の目をじっと見つめるのはやめましょう。
怖がって体を引いている子に対しても同じです。

一般的に言って目を見つめるのはケンカを売っていること。
ガンつけるとかメンチ切るとかそんな意味だと思っていただければと思います。
わざわざアイコンタクトとして教えないと、なかなか目を見るというのはしないものなんです。

噛まれたときに「眼をじっと見て、マズルをキャンというまでにぎりましょう」なんていうのもありますが
怖がっている犬にやるとしたら、最悪の対処法だと思います。
人への恐怖心を増大させますし、トラウマを作りかねない危険な対処法です。
威嚇して噛んでマズルコントロールをされた子は、次からは威嚇しないで思い切り噛むようになるおそれがあります。また、手を非常に怖がり、手を見ただけで飛びついてくるようになったという話も聞くんです。

マズルコントロールはしないにしても、噛み付いてきた犬に対してなだめたり、眼を見れば言葉が通じると思うのは間違いです。

診察ついでの相談で噛んで困る、というご家族にとりあえずの対処として触り方を変えてもらったことがあるのですが、それだけでもかなりよくなったという例もあるほどなんです。
無意識に、怖がらせる触り方していませんか?
わんちゃんのサインを理解して、怖がらせない触り方、近寄り方をしてあげてくださいね。

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コメント


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今回の内容、何かというとナウシカの真似をするうちのダンナに話したら、やっと納得してくれました。きっとすぐ忘れるけど(笑)。ジブリのスタッフにしつけの勉強をしていただき、「怖がりの犬と少女が心を通わすまでの物語」を作っていただくといいかも♪

ジュリーママ | URL | 2008年06月11日(Wed)13:56 [EDIT]


ジュリーママさん

ダンナさんがどんなマネをしているのか激しく気になります。
テレビや映画の影響ってすごく大きいですからね。スタジオジブリは実は小金井にあるので、企画を持ち込んでみましょうかね(ウソウソ)

ちまぎょろ | URL | 2008年06月11日(Wed)19:38 [EDIT]


 

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