ちまぎょろ獣医日記~しつけ部屋~

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ストレッサーいろいろ

白目

↑ストレスとは無縁な感じの寝相

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ストレスの原因となるもののことを「ストレッサー」といいます。

このストレッサーには大きく分けて4種類あって

<環境的ストレス刺激><心理的ストレス刺激><科学的ストレス刺激><生物学的ストレス刺激>
に分類されています。


犬や猫に当てはめて一つ一つ解説していくと

<環境的ストレス刺激>
 気温、騒音、不衛生な環境、暮らしている空間の広さなど

 パピーミルと呼ばれるような不衛生な環境で育った子たちは
 不安傾向や攻撃性が強く出たりします。
 大手のペットショップも含め、多くの犬たちが衛生的とはいえない環境で「
 
 季節の変わり目で温度変化が激しいときなどは皮膚病が増えたり
 おなかの調子を崩す子が多くなります。人も季節の変わり目は風邪を引きやすくなりますよね。

<心理的ストレス刺激>
 不安や緊張、苛立ち、葛藤などを引き起こす刺激
 
 苦手なものが多かったり、飼い主さんが犬との正しいコミュニケーションをしていなかったり
 お留守番が苦手だったりするとこの心理的ストレス刺激が多くなってしまいます。

 通常この「心理的ストレス刺激」を「ストレス」と表現する人が多いのではないかと思います

<科学的ストレス刺激>
 栄養の過不足、酸素の欠乏、薬による刺激など

 太らせすぎの子も多いのですが、「小さい子ブーム」の影響もあってか「大きくならないように」
 栄養を十分にもらっていない子も多く見られます。
 また、ものすごく運動量の多い子なのに、それを考えずに表示量をしっかりと守って結果的に栄養不足になっていることも。
 メーカーの量やカロリー計算はあくまで「目安」。
 ときどきは獣医さんにチェックしてもらって、理想体型かどうか見てもらってくださいね。

<生物学的ストレス刺激>
 細菌、ウイルス、真菌、外部寄生虫(ノミ・ダニ)などの病原菌による刺激 炎症や疾病など

 感染や炎症など病気もストレスになるということですね。
 予防できるものはきちんと予防しましょうね。
 今年はノミが大発生しているようです。ご注意を。


次回はストレスを受けると体はどう反応するか?という話

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ストレスと恒常性

おすわってますけど

今日はちょっとめんどくさいですが、用語解説。

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恒常性(ホメオスタシス)という言葉をご存知でしょうか?

生体の内部や外部の環境の変化にかかわらず、生体内の状態が一定に保たれることを言います。

人や犬・猫などの哺乳類は恒温動物なので、氷点下の気温の元にいても、大体体温は一定に保たれています。

体温だけでなく、血圧、体液の浸透圧やpHの維持もそうですし

外から病原体が侵入してくればそれらを排除する働き、傷ができたらそれらを修復する機能も含まれます。

たとえば、寒いときにブルブル震えるのも、震えることで体温を上げようとする仕組みのひとつなんです。


この恒常性(ホメオスタシス)は

神経系(脳内の視床下部といわれるところと自律神経)と内分泌系(ホルモンを作る部位)が担っており、免疫系も独自に活動するといわれています。


もともと生物の体の中はこれらの仕組みによってちょっとした変化に柔軟に対応できるようになっているのですが、

あまりにも長いこと緊張状態が続くなどのストレス過剰の状態になると

この恒常性(ホメオスタシス)が崩れてしまって、心身へ障害をもたらすことになってしまうんですね。


次回は具体的にストレス要因となるものの話。




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ストレスって?

ふぅ

またちょっと久しぶりになりました

ところで今日はストレスのお話を。

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わんちゃんや猫ちゃんが病気になったりすると「これってストレスが原因ですか?」とよく聞かれます


なんとなく使っていますが「ストレス」って何なんでしょう?

ストレスとは生物学的には刺激によって生体に生じたゆがみの状態をいいます。
つまり、いろんな刺激により体や心に変化をもたらすこと。

もともとは物理の言葉でものを伸ばしたり、縮めたりするときに物質の内部に生じる力やゆがみのことなんですね。

悪者扱いされていますが、刺激から回復することで適応力というものを養っているので
ある程度のストレスは必要なんです。

刺激がなければ寿命は縮まりますし、学習能力も低下し、ものを考えたり解析する能力も落ちるんだそうです。

恋もストレスのひとつ。
胸の高鳴りの「ドキドキ」だって、刺激(好きな人)によって体に変化が起こっている状態ですし
顔が赤くなるなんていうのも血管拡張の結果です(なんか夢がないですが・・・)
ドキドキはないとつまんないですよね。


でも過剰なストレスを浴び続けて常に体が緊張状態にあると、元の状態に戻れなくなってしまって心身に障害をもたらしてしまうこともあるんです。

次回からはまとめてそんな話を。

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嫌われたくないの

しょぼーん

しょぼんのこまじいさん 実家のゴールデンです

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私、こまじろうにだいぶ警戒されております

帰るたびに「病気はないか?」とあちこち触りまくったり(なでられるのは好きですが、診察は嫌いなようです)
爪を切ったり、足裏のバリカンをかけたり

結構前ですが毛玉と一緒に皮膚を切ったりしたので

近寄ろうとすると「え?なに?なんかするの?」と身構えられます。

こまはべにのことも嫌いなので

私が久々に帰宅しても「あいつも連れてきたんでしょ?」とちょっとがっかりされましたよ。


かなり傷ついたので

今回はこまの嫌がりそうなことは何一つせず、おやつのときには呼んでわけてあげました。
(普段から人の食べ物食べていておなかが大丈夫なのであげたんですよ)

爪きりも足バリも「お金を払って、お店の人に嫌われ役をやってもらって」といってやりませんでした。

だって嫌われたくないんだもん。

たまに行くだけなので、できるだけ印象をよくしておきたかったんです。

普段から一緒にいればフォローも可能ですが、短時間であれこれやると、悪い印象のほうがより強く残るということがよくわかりました。

べにのですから

嫌われている理由の大半が、ベッドを横取りしたりおやつやおもちゃを横取りする
↑コノ人だと思ってるんですけどね。

一緒に暮らしていた期間は短いんですが(長くても数ヶ月しか一緒にいなかったんです)
やっぱり自分のうちの子という意識があるので、嫌われると大ショック。

べにには嫌がるや痛いことも平気でやるんですが、こまにはやれないちまぎょろでした。

これって自分の子はスパルタで育てて、孫をあまやかす祖父母の感覚なんでしょうか?
もしくは甥っ子姪っ子を無責任にかわいがる叔父叔母?

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クリッカートレーニング

イルカジャンプ

かなり更新が滞っておりました。なんやかんやと手が回らなくて。
ちょっと真面目に進めようと思います。でもまずは脱線。

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先日水族館に行ってきたんですが(かもすいで水母

ここのラッコやアシカやアザラシたちは、たぶんクリッカートレーニングでトレーニングされていて

タンバリンをたたいたり、オルガンを演奏したり、アシカがアザラシの真似をしたりといろんな芸を見せてくれていました。


上手に使えばニワトリや猫やねずみに芸を仕込むことも可能なんだそうですよ。
根気がないので、私は脱落しましたが。

クリッカートレーニングはまさに「褒めて育てる」「陽性強化」の代表の方法ですね。
私もべにでやりました。

クリックスティック
↑これはクリックスティックというクリッカーとターゲットスティック(伸びます)が一体化したもの。
 病院でもおいていますが、すごく小さい子などに教えるときにとても便利です。

クリッカーや笛の音を「いいこと」として認識させることで
声などで褒めるよりも、タイミングよく「それがいいことなんだよ!」と教えることができます
声のトーンなどと違い、機械的な音なので誰でも使うことができますし、非常に使いやすいですね。

普通のトレーニングに取り入れるのはもちろん、ちょっとした一芸を教えるにもすごく便利ですし、ついつい犬に無駄なおしゃべりをしてしまいがちな人にもオススメです。

ビデオやDVDを参考にして、タイミングうまくやると、すごくたのしいですよ。
オススメなのでぜひやってみてくださいね。

 参照 オススメグッズ クリッカー
  
      クリッカーはすごいです

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更新してないのに応援ありがとうございました。真面目にがんばります

防御の姿勢

こわいですよ
↑わかりやすい防御の姿勢

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動物は怖いものがあったとき、安心を感じる距離を越えて近づいてくるものに対しては
「怖いのでこないでください」という「防御」のボディーランゲージを出すことが多いです。

このボディーランゲージを読まずに、頭の上から手を伸ばしたり、急に触ったりすると
逃げ場がないと、防御から攻撃に転ずることもあるので注意が必要なんです。

このときの特徴は

耳と毛と体の重心 犬であれば、口の開き方も大切なメッセージになります。

たいていの場合

耳は後ろにひき
背中の毛は逆立ちます
姿勢は低くなって
尻尾はおしりの間に入ってしまうことが多いです

この状態で、鼻にシワを寄せたり歯をむいたりします
このとき、歯の奥を見せているときは「防御」のサインであるといわれています

普通の家庭犬だと、怖くて噛む子がほとんどです。
怖い子たちは、ちゃんと「怖いよ。これ以上近寄らないで」というサインを出しているのに
それに気づかずにどんどん近寄っていってしまったり
怖がって逃げている子を追い詰めて噛まれたりすることが多いんですね。

もちろん、個人差はありますし、いろんな意味のボディーランゲージをちょっとずつ出す子もいるので
「これやってるからリラックス」とか「これが出ているから攻撃」とはっきりと区別できるわけではありません。
いろんな感情が混じって不思議な表現をすることってわんちゃんたちにもあるんですよね。

ソロモンの指輪は残念ながらないので、すべての動物の気持ちを手に取るように理解することはちょっと難しいですが、
自分と一緒に暮らしている子たちの気持ちはボディーランゲージを通じて読めるようにしてあげましょうね。

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服従しているとき

ぺろり
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すっかり間が開いてしまいました

リラックスの次は服従のボディーランゲージ

相手に対して「自分には敵意はありません」とアピールするときのものですね
「許してください」と自分を無防備にさらけ出す服従も含みます

耳を後ろに倒す
舌をペロペロと出す
口の端(口角)が下がる
なだめるような行動をとる
姿勢・重心は低くなる
尻尾は下がる

のが特徴的です

さらに強い服従としては

視線をはずす
お腹を見せる
尻尾はお尻の間に巻き込む

のが見られます。ゴールデンや気のいい柴犬などはお腹見せをしてくる子が多い気がします。
お腹を見せながらおしっこ漏らしちゃう子までいますからね。

べにはとにかく私にはすぐに「逆らってませんよ!」とこの顔をします
何かやらかして「あ~」といわれると、「スイマセンスイマセン」とお腹を出してぐるぐるまわります。

こんなに服従されているのって、いつからかな?と思ったら思い当たるフシがありました。

おすわってますけど

かあちゃんに逆らうと怖いんですよ。
麻酔をかけたり、注射をしたり、ひっくり返して変なものを巻きつけたりするんです。
(↑膝蓋骨脱臼の手術およびテーピングの巻き替えのことらしいです)

故意にいじめたわけじゃないのに・・・。
若干せつないですが、ワガママなべににこのくらいでちょうどいいと思います。

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リラックスしているとき

泥だらけ


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わんちゃんがリラックスしているときの様子を思い浮かべてみてください。

どんな感じになっているでしょうか?

リラックスというからには、体の力は抜けていますよね
筋肉も緩んでいますし、毛も逆立ったりせず普通の状態になっているでしょう
耳の位置も通常と同じ位置にあり、ピンと截っていたり、ぺたんこになったりしていません
尻尾にも緊張は見られず、普通の位置にあるかゆっくりと振っていることが多いです

ちなみに「犬が尻尾を振る=喜んでいる」は間違っていることもあるので要注意です

もちろんうれしいときにも犬は尻尾を振りますが(べにはお尻ごと高速に振ります)
尻尾を振りながらも体に力が入っているときや、耳に力が入っているときなどは
集中していたり、ちょっと緊張していたりするときにも振るんです
いらだっているときにも尻尾を振ることがあるので、尻尾を振っているからこの犬は安全!と思ってはいけませんよ。

私は直前まで尻尾を振っていた秋田犬に襲われそうになったことがあります。
注射を打とうとしてたのですが、フレンドリーなのかと思いきやどうも緊張してたらしいです。
たしかにあげたおやつは食べなかったですしね。
背筋が凍りつき、ちょっと人生を振り返りそうになりました。
彼らは表情に乏しいので、感情を読むのが難しい犬種です。

押さえることでもっと暴れてしまう子もいるので、できるだけおやつなんかでごまかして
さっさと終わらせてあげたいんですが、緊張のボディーランゲージを読み損ねると危険です。

100%感情を読み取るのは難しいですが、どんなときにどんなボディーランゲージをしているのかを観察するのはとてもいいことだと思います。

白目
これはリラックスというより堕落


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コミュニケーション方法(2)

くれるですか?

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さて、コミュニケーション方法の続きです。

2つ目の「人は理解できるけど、真似はできないコミュニケーション方法」とは

「聴覚によるコミュニケーション」です。

「鳴き声・吠え声」ですね。

声色で感情を表現したり、危険を仲間に知らせたりするんですね。

人は聞き分けはできるかもしれませんが、犬に向かって吠え声で何かを伝えるのは無理だと思います。

遠吠えなどは姿は見えなくても声が聞こえる範囲までの距離なら伝えることができるので
中~長距離まで伝わるコミュニケーション方法といえると思います。

小さい頃はムフムフしか言わない子犬たちも、学習をするにつれて人に向かって何かを伝えようと吠えたりするようになるわけです。

吠えはじめに「それいらないよ」と教えてあげると、過剰に吠えることはしなくなるのですが
対処を間違えばいつでも誰に対してもギャンギャン吠える子になります。


3つ目は嗅覚によるコミュニケーション。

犬種にもよりますが、犬は人の何倍もの嗅覚を持っており、
たとえば尿の臭いからだけでも、会ったことがある犬なのか、性別、感情(ストレスの状態)、発情中かどうかなどを判断することができるんだそうです。

とてもじゃないですが、私たち人間にそれを理解するのも表現するのも無理ですね。

犬の安心する臭いとして、「DAP」と呼ばれる安心フェロモンを使って犬に安心感を与える、なんていう商品もありますし(DAPリキッド)、アロマセラピーをマッサージに利用したり、リラックスのための香りにするなど治療に使うこともできます。

この嗅覚によるコミュニケーション方法の特徴は、本人がいなくなってもその場に残すことができるので
ボディーランゲージや吠え声と違って長く残せるメッセージになることでしょうか?

嗅覚を使ったものとして、犬に皮膚の腫瘍を見つけさせたり、てんかんの発作を起こる前に感知させたりということもしているそうですが、人にはとても真似のできない能力といっていいでしょうね。

べににそういうのがあるとはとても思えませんが、能力を伸ばせばいろんなことができるようになるんでしょうね。

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次回はボディーランゲージの読み方。

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