ちまぎょろ獣医日記~しつけ部屋~

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そのドッグランは安全ですか?

からまった


観光地も愛犬家歓迎ムードでいろんなところにペット可施設やドッグランができているようですね。
日経新聞にも記事が掲載されていました。
確かに私も何度か関東近郊でペット可ペンションにべに連れで宿泊しています。
最近はさっぱり行っていませんが(理由は追々)。
パーキングエリアにドッグランがあったり、カフェやペンションでドッグラン併設のところもいくつかありました。

でも、たくさん作られてしまっているからこそ、ドッグラン自体が危険なことも結構あるんですよ。

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<危険なドッグラン>

・柵・遊具が壊れている
  (柵が壊れているのはドッグランと呼んでいいのでしょうか?)

・地面が汚れている、かびている、腐っている
  (木製チップのところで管理が悪いとひどいことになります。コンクリートでもひどいところがありました)

・排泄物がそのまま放置されている

・犬にとって危険な折れ木、蜂の巣などが放置されている

・攻撃性のある犬が放置されている

・犬を連れていない家族連れなどが、他人の犬と遊ぶために入ってきている


危険とまでは言えませんが、まったく管理されていないドッグラン(ほとんどがそうだと思います)も
どんな子が入ってくるのかわからなくて場合によっては危険を伴うこともあると思います。


ドッグランに入るのであれば、まずはドッグラン自体が大丈夫かを確認することも大切です。
急斜面を柵で囲っただけの場所もあるそうで、実際に利用者の安全性を考慮して作っているのか
はなはだ疑問なところもあります。



そしてドッグランに行くのであれば、行く側も

 ・しっかりと予防を完璧にして(狂犬病、7種以上の混合ワクチン、ノミ・ダニ・フィラリア予防)

 ・呼び戻しができて

 ・他の犬と問題なく遊べる子

でないと問題が起こって当然だと思います。

会員制で予防の有無を確認してくれるところで、監視してくれる人がいるようなところが
安全性が高いといえるのでしょうが、それでも問題は数多く起きています。

ペットブームでわんちゃんたちはいろいろな場所に一緒に出かけられるようになりました。
でも、公の場所に一緒にいっていいだけの社会化としつけをされている子はほんの一部です。
喧嘩したって犬同士だから当たり前でしょ~というような考え方では本当に危険だと思いますよ。
子供同士のケンカと勘違いしているのか、当人同士に任せましょう的な対応をする飼い主さんもいますがそれは間違いです。

特に大型犬と小型犬では死亡事故も起きていたりするので、本当に気をつけないといけないと思います。
場合によっては小型犬は獲物になりうるということを忘れてはいけません。
超小型犬を飼っている人に限って「うちの子は大型犬とも仲良く遊べるの。大丈夫」といって
大型犬スペースにわざわざ入ってきたりするんですが、それはやめましょう。
本当に、危険です。
犬に「絶対大丈夫」はありません。

ドッグランでの咬傷事故は本当に多いです。
なんとなくその場ではいいにくくてそのままにしてしまったけれど、縫わなければいけないほどの傷になっていたりすることもあります。
そんな怪我ばかり治療しているので、ドッグランの利用を薦めない獣医になってしまいました。
特に土日や混雑しているドッグランに関しては「やめたほうがいい」とはっきり言っています。

ちゃんとオススメできるようないいドッグランが増えればいいなと思っています。
きちんと社会化された、相性のいい子と遊べれば、犬同士で遊ぶことは一番の運動になると思います。
それには、社会化・しつけをされた犬と、マナーをしっかり守る飼い主さんが必要ですけどね。


参照 ちまぎょろ獣医日記 ドッグラン
    ドッグランカテゴリーはこちら


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ドッグランあれこれ

泥だらけ

べにが元気ありあまる子犬の頃はよく行ってたドッグランですが、実はここ1年くらい行っていません。

いつのまにやらインドア派になって、散歩に連れて行っても

「そろそろいいっスよ。帰りましょ」

みたいなローテンションになったというのも大きいんですが


一番の原因は
ドッグラン利用者のマナーの低下。

本格的に病院をやるようになってから、日曜日にしか使えなくなったこともあり
土日のみのビジター利用の人が多く、犬のしつけも飼い主のマナーもひどいことが多くて
すっかりご無沙汰になってしまっています。

一応会費を払ったボランティア会員ですし(毎回セミナーやら結婚式やらと重なって数回掃除した程度なんですけどね)もうちょっとお手伝いができたらとは思うのですが・・・。


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<ひどい一例>

・犬をドッグランに放って、そのまま飼い主がいなくなってしまう

・そこまでではなくても、自分の犬を全然見ていない人が多い
  排泄をしても気づかない、自分の犬が怖がっていても、他の犬に攻撃的な態度をとっても気にしない

・攻撃性がある犬を、ドッグランの中に入れる
 (ドッグランはちゃんと他の犬と遊べる子が入るところです)

・独自の知識をみんなに披露する人がいる
 (例) 東京はみんながフィラリア予防をしているから、予防なんてしなくても大丈夫なんだよ!
     →山の手線の内側でもばっちり陽性犬がでています。
   フィラリアは体に入ったら大変な病気ですが、飼い主さんがちゃんとすれば予防できる病気です。

 (例) フロントラインは体に悪いから、ハーブの予防で十分
     →ハーブだけでは予防できません。ハーブのみの予防でノミ・ダニだらけの子がいますよ

    ただですらいろんな犬が集まる場所で、予防意識の低い飼い主さんがいるのは危ないですね。

 (例) 他の犬を噛んだら「いけない!」とのどの奥に手をつっこむ。もしくは思い切り蹴りを入れるといいんだよ。と教えてくれる。
     →万人向けでない方法ですし、それ以前に出血するほど他の犬を傷つける子は退場でしょう。

   その他オリジナルのしつけ方法、誰にでもとりあえずチョークチェーンを薦める人と
   危険な情報発信元となっていることも多いんです

・犬のしつけ・コントロールが全然できていない
  (例) 呼び戻しができず、追いかけっこになっている
     呼んでも来ない犬を放し飼いにするというのはすごく危険なことです
     呼び戻しが無理な子はリードを離すべきではないと思います
     大抵追いかけっこになっちゃってますよね
  (例) おもちゃへの執着が異常に強い子を、おもちゃで遊ばせるコーナーにいれる
    →おもちゃを取り上げようとして、噛まれている飼い主さんがいました
     さらに、私は手に持っていたおもちゃを突然他の犬に奪われました。
     執着が強い子で追いかけっこになっていたので、あわてて飲み込んだりの事故が
     怖かったので「それあげます」「追いかけなくていいです」といって
     権利を放棄してきてしまいました
  (例) 他人の犬に対してマウンティングをする犬をやめさせない
  (例) 他の犬、家族以外の人に対して過剰に吠える犬を平気でドッグラン内に入れている
      他の犬も吠えるようになります。吠えるのを勉強させているようなものですね。
      その犬がなぜ吠えているかにもよりますが、怖がったりしているのなら、
      ドッグランに入れるのはその子にとってもとてもかわいそうなことです。
  (例) 人好きの犬に多いのですが、ドロドロの状態で人に飛びつかせている
      汚れてもいい服装で来ていますが、他人の服を汚してそれを気にしないというのはどうでしょう?
    「うちの子、人が大好きなんです~」ってにこやかに言われても。

・ドッグランにはいるのにふさわしくない状態なのにきている
  (例) 発情中、感染する病気、見るからに体調不良なのにドッグランに入る


ああ、書いていてイヤになってきちゃいました。
きっと飼い主さんたちには悪気はなくて、ただ楽しい遊び場に来ているつもりでいるんでしょうね。
でも、管理できていない、しつけのできていない犬を連れて行くことは事故の元ですし
わんちゃんたちにトラウマを植え付けることにもなるんです。

たくさんの犬が集まるからこそ、きちんとしたルールや飼い主さんのモラルが問われるのだと思います。

どうやって伝えていくかを考えていかないといけないと思います。人に伝えるって難しいですね・・・。

参照 ちまぎょろ獣医日記 ドッグラン

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